生徒の特性を見極めて指導するヒント”タイプ分け”
こんにちは。
「いつもおそばに音楽を」
H.I.M.の萩本亜矢です。
先日、"優位感覚"についての記事を書きました。
他にも、子どもや生徒の特性を見極めるヒントになるものとして、”タイプ分け”があります。
1、コントローラー
コントローラーは、自分で決めたい、支配したい、人に指図されたくない、(的外れなポイントなら)ほめられたくない、というタイプです。
社長など、リーダーに多いかもしれません。
空気を読まずに誘いを断れたり、時節の挨拶よりも結論から話したがります。
本心と言葉が一致しているので、裏がないとも言えます。
ただ、レッスンでは、勝手に曲を決め、勝手に中断することがあるので、目的地を見失わないように指導する必要があります。
2、サポーター
人を支えたい、応援したい、空気を読んで断りづらい。やさしい、やわらかい印象。
感情を優先させます。
本当はどう思っているのか、正直な自分の気持ちや考えを言ってもいいんだよという雰囲気を作りたいですね。
私は少し前まではサポーターでした。
一人で教室を運営して10年以上が経ち、コントローラーっぽくなりました。
いろいろな方がいますので、全員の言うことを受け入れていたら振り回されるだけ、断れないと、身が持たないと気づいたからです。
3、アナライザー
行動は慎重、分析、計画が好き、客観的、冷静。感情で動かず、理性で動きます。
自分が納得をしないと、動かないかも。
レッスンでは、楽典や楽曲分析が得意です。
ほぅほぅと興味を持たせて、演奏に活かしましょう。
4、プロモーター
楽しいことが好き、アイディ豊富、飽きっぽい、話が散らばりがちで、社交的です。
演奏表現のために、おもしろい例え話や、表情(変顔も!)で身振り手振りも交えて全身で伝えています。
「おもしろいじゃん!」と思ってもらえないと、発表会の曲も途中で放り投げます(笑)。
そもそも、「何のために教室に通っているか」を時々一緒に確認した方がよいです。
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ここまで、4つのタイプをご紹介しましたが、あの人とは性格が合わないなぁと思ったら、案外相手が自分とは違うタイプなだけかもしれません。
相手の受け取りやすい言葉やアプローチでコミュニケーションを取れば、お互いに気持ちよくお付き合いできるのではないでしょうか。